②下書きを配置し、カーボン紙を挟む
過去に、下書きを黒板に写す際の写し方として、チャコペーパーを使った写し方をご紹介しました。
その記事にも注意書きとして記載しているのですが、チャコペーパーを使った方法が一番向いているのはつるつるした材質の黒板です。
ザラザラした材質の黒板にももちろん可能ですが、消さずに保存する作品ではなくまた繰り返し楽しもうと思った場合、消すと下書きの線だけが残ってしまいます。
なので、今回はザラザラした材質の黒板ということもあり、ペーパーペンシルや水彩色鉛筆で写すのもいいけど、チャコペーパーのようにそのままに下書きを写す方法は無いかと、カーボン紙を使ってみることにしました!
③上からなぞって写す
下書きの上から線をなぞり、黒板に写します。
チャコペーパーと違い、カーボン紙は線が黒くなるため、かなり下書きの線が見えにくいです。
白い点線の円で囲ったところが一番見えやすいのですが、見えますか?
このくらい見えにくいということは、消しやすいということでもあり、消される下書きの宿命かもしれませんね…。
④チョークでなぞります
尖らせたチョークで下書きの線を丁寧になぞっていきます。
下書きの線が見えにくいので慎重に!
はみ出たりしたら綿棒でこすれば消えます♪
⑤キンキンに冷えたビールを描きます
下書きをチョークでなぞり終えたら、チョークをぼかす作業に入ります。
キンキンに冷えたビールのジョッキといえば、冷やされて白く霜がついたようになっていますよね!
これが美味しそうなビールのポイントだと思います♪
なので、チョークを削った削りカスを指先に取り、ジョッキがいかにもキンキンに見えるよう、白くぼかしていきましょう!
⑥ビールまで描けたらこんな感じ♪
ビールジョッキを全体的に白くぼかし、キンキンに冷えて霜が付いたような演出…!
冷たいビールのために、あえて外で飲みたい。ビアガーデンに行きたい…。
余白が少し寂しいのでまだ描き足しますよ☆
⑦余白を描き足して完成!!!
余白にはビールの材料である麦芽とホップを描き足してみました♪
実際に麦芽やホップを触ってその香りを嗅いでみたこともあるのですが、本当にそのままビールの香りがしました!
ビールはただ苦いのではなく、香りが美味しさの秘訣なんだな〜と感じたのでホップは大事な存在!
キンキンに冷えたビール、香ばしいビールを連想する黒板グラフィックが描けたのではないでしょうか☆
ビアガーデンの季節ですね。美味しそうなビールを描いて、ムードを盛り上げてみてはいかがですか?